Clearage抗菌ナノウォーターの
効果について

Clearage抗菌ナノウォーターは、抗菌ナノ粒子を使用しているので、抗ウイルス作用が期待できます。
通常、ウイルスは他の細胞に寄生して増殖しますがClearage抗菌ナノウォーターでも使われている抗菌ナノ粒子は、ウイルス粒子表面に特異的に接着するので、ウイルスの粒子構造を破壊し、ウイルス粒子の感染性を喪失させ不活性化します。
電子顕微鏡像により、ナノ粒子がウイルスのエンベロープに接着し、エンベロープが破壊されてキャプシド(核酸を取り囲むタンパク質の殻)が露出している様子も観察され、結果として出ています。さらに抗菌ナノ粒子は、ウイルス液に混合し、培養細胞に添加したところ、ウイルス増殖を完全に(検出限界以下)抑制できることが確認されました。

Clearage抗菌ナノウォーターの
安全性について

哺乳類培養細胞を用いた細胞毒性試験を行い、塩化ベンザルコニウム液と抗菌ナノ粒子の細胞毒性比較をしたところ、塩化ベンザルコニウムは哺乳類培養細胞に対し細胞毒性作用を示しましたが、抗菌ナノ粒子では疎外効果を認めませんでした。
また、通常の消毒用アルコールと抗菌ナノ粒子の効果持続実験も行ったところ、アルコールは瞬間の殺菌力は高いものの、数十分で効果が消えましたが、抗菌ナノ粒子は手指6時間、モノなら1週間効果が持続し、生分解されるまで無害化作用は持続したという結果も出ています。

抗菌ナノ粒子の菌自己融解

抗菌ナノ粒子が、菌に対して無害化にする技術のことを、菌自己融解と言います。通常人に有害な細菌の内側は8−20気圧あり、急成長しながら増殖します。
善玉菌の成長スピードは1日に2倍ずつ増殖しますが、抗菌ナノ粒子は細菌の細胞壁に吸着すると、その部分だけがスピードの速い成長を阻害されるので、細菌の内側と外側の圧力のバランスが崩れ、細胞壁が物理的に破裂(自滅)します。
菌自己融解は、人に有害な細菌だけが持つ性質を利用するため、善玉菌と呼ばれる酵母や乳酸菌などには影響を与えないので安心です。

細菌は培養すると増殖しますが、この時、抗菌薬と共に培養すると、薬の作用によって細菌の増殖が抑えられます。しかし抗菌薬の濃度が薄すぎると細菌の増殖は抑えることができません。ですので、抗菌薬によって細菌の増殖を抑制する最小濃度はMIC(最小発育阻止濃度)の値が低いほど抗菌薬の作用が強いということになります。